信州無袋りんご（蜜入りふじ）大袋 1.2kg（3〜6玉）

りんごの袋がけは、風などの擦れ傷や虫害の防止や、太陽を遮断することで糖度を適度に抑えて日持ちをよくする（貯蔵して長期間お届けする）ためなどにおこないます。袋掛けをせず、農薬も削減しているため、病気が出やすく、虫に食べられやすいですが、太陽をいっぱいに浴びて育ったふじは、「サンふじ」とも呼ばれ、糖度が高いため蜜も入りやすくなります。りんごは実を大きくするために、光合成によって葉で作られたでんぷんを、水に溶けやすい「ソルビトール」に変えて果肉に運びます。その後、ソルビトールは、酵素の働きで「果糖」「ぶどう糖」「ショ糖」など甘さのもとになる糖に変化します。果肉内が糖でいっぱいになると、ソルビトールはそれ以上酵素で糖に変化できないため、そのまま維管束（水分や栄養分の通り道）から放射状にあふれ出てたまります。これが「蜜」に見える部分です。「蜜」に見える部分の正体は、糖に変化していない余剰のソルビトールなので、その部分を食べても際立った甘さはありません。甘さは「蜜」に見える部分よりも、りんご全体にあります。「蜜入りりんご」ご注文の際のお願い：「蜜」は収穫から日が経つにつれて酵素などの働きで糖に変化し、果実に溶け込んで消えてしまう場合があります。「蜜」が見えなくても、甘いりんごであることには変わりありません。ご注文の際のご注意：今季は着花不良・病気による落果の影響で、りんごの樹１本当たりの玉数が少なく、夏から秋にかけて多雨が続いた影響で、大玉傾向となっています。